嬉嬉豚の美味しさの秘密
豚肉の美味しさを決める「水」と「餌」に徹底的にこだわりました。
群馬の大自然が育む美味しい「水」
美味しい豚肉をつくるためには、徹底した血統管理や豚の健康、環境管理はもちろんですが、やはり、決め手は、豚の血や肉となる「餌」と「水」です。
嬉嬉豚は、名水の多い群馬県の「高橋養豚場」で、大自然のきれいな井戸水を飲んで育っています。良い水は肉に自然な締まりを与え、肉自体によけいな雑味を与えません。
栄養バランスが考え抜かれた「餌」
嬉嬉豚の食事は、米国産の良質なトウモロコシと大豆ミールです。豚にとって一番良いアミノ酸バランスとカロリー構成を考えてこの餌料にたどり着きました。
豚を健康に育てることを一番に考え、コストを惜しまず、成長に合わせた最適な飼料を与えています。
添加物としての抗生物質や発育を早めるための油脂、出所のわからないものは一切使用していません。
天然の微生物「納豆菌」で腸内健康を維持。薬に頼らず、健康に育った豚は美味しいのです。
嬉嬉豚の餌には、納豆菌(バチルス菌)という、天然の土壌から抽出した有用微生物を加えています。
これにより、腸内に存在する悪玉菌を排除し、腸内微生物のバランスを整えます。
腸内環境が良く健康に育った豚は、肉質が良くなり、サシの入った良質な肉質に仕上げることができます。
徹底した飼養・衛生管理を行うため、種付けから出荷まで、すべて養豚場内で完結!
安全な豚肉を育てるために、母豚の種付け、分娩、肉豚に仕上げるまで、すべて自社内で完結し、徹底した飼養・衛生管理を行っています。
生後60日位からオガ粉を敷き詰めたふかふかの床で暮らし、100日を過ぎた頃から十分に運動ができる広いスペースに移します。そのオガ粉もキノコ菌がついている長野県産の良質なものを使用しています。成長によって環境を変えストレスなく育った豚は美味いのです。
嬉嬉豚はランドレース種(メス)と大ヨークシャー種(オス)を掛け合わせた母豚と、肉質に優れたデュロック種の父豚から生まれました。 LWDと呼ばれる三元豚です。
生産者の紹介
群馬県・前橋市の広大な農場「高橋養豚場」で、嬉嬉豚(うれうれぶた)は丁寧に育まれています。
新鮮な空気と水、豚の気持ちになって整えられた清潔な豚舎。快適な環境のなかで、豚たちにストレスを与えないようにやさしく育まれました。
生産者である高橋洋一さんは、養豚一筋45年のベテラン。高橋さんが豚舎に入ると豚たちが近くに寄ってくるそうです。
養豚場から出る豚の糞尿は、機械で発酵乾燥処理をして有機肥料へとリサイクル。この肥料は養豚場近くの野菜農家に提供し、甘くておいしい野菜ができると評判だとか。資源をうまく循環させ、周辺や地球の環境のことを考えるのも大切な仕事なのです。
松阪牛へのこだわり
一頭買い
松阪牛は、三重県にある松阪牛専用牧場の「松阪牛の里 オーシャンファーム」さんから一頭まるごと購入しています。オーシャンファームさんは、更にクオリティーの高い松阪牛を追及し、生産から出荷まで自社で行い、独自の飼育方法で赤身と脂の旨味が絶妙な松阪牛を生産されています。
“一頭買い”をする理由は、様々なお肉の部位を取り扱うことができること、そして、お客様にはお求めやすい価格でお肉を提供できるというメリットのほか、“一頭まるごと余すことなく、感謝しながら いのちをいただく”という、私たちが食肉に向き合う際の姿勢を示すものでもあります。
すべての部位を余すことなく
松阪牛といえば、誰もが綺麗な霜降りのお肉をイメージされると思います。なぜなら、一般的に焼肉屋さんや 販売店などで目にする松阪牛は、ほとんどが霜降り肉だからです。
でも、松阪牛も他の牛同様、様々な部位 が存在しています。脂がほとんどない赤身の部位や、少々歯ごたえのある部位など。そのような部位はほとんどの場合、ハンバーグなどの加工品にしてしまうため、一般的にお目にかかる機会が非常に少ないのです。
それはつまり『霜降りじゃない肉は松阪牛ではない』ことを示していると言っても過言ではありません。しかし、 脂の少ないお肉や赤身肉であっても松阪牛はやっぱりおいしいのです。
美味しいお肉をお手軽にお届けしたい
松阪牛を一頭買いしているので、脂の少ない赤身肉、また、ランヒレ、シンシン、イチボ、トモサンカ ク、カイノミ、三角カルビなどの希少部位や、市場にはほとんど出回ることのないホルモンをお求めやすい価格でお召し上がりいただくことができます。それは業界にある暗黙のルール『霜降りじゃない肉は松阪牛ではない』に真っ向から勝負を挑むことでもありますが、食を通して皆様の笑顔につながればと思っています。